キャタピラー(CAT)2026年第2四半期:EPS +68%、営業利益率20.9%
キャタピラーの営業利益50%増の大半は実態を伴うものだが、すべてではない。営業利益は売上高20,543百万ドルに対して4,295百万ドルに達し、営業利益率は20.9%と、FY2024通期の最高値20.2%を上回り、過去10年の年平均14.5%を大きく超えた。この数字の内訳には、2026年2月に米最高裁がIEEPA関税を無効と判断したことを受け、売上原価に計上された3億9,200万ドルの関税還付が含まれており、これを除くと利益率は19.0%となる。依然として良好な水準だが、数字の意味は変わってくる。2016年に年間営業利益率3.0%で底を打った機械サイクルにおいて、今や問われているのは回復が本物かどうかではなく、その先にどれだけ余地が残っているかだ。