ウェルズ・ファーゴ (WFC) 2026年第2四半期:EPS 25%増、NIMは2.43%に低下
連邦準備制度が1.95兆ドルの総資産上限を撤廃してから1年、ウェルズ・ファーゴはようやく成長軌道に乗りつつある。しかし、その成長はコアバンキング部門からではない。希薄化後1株当たり利益(EPS)は25%増の2.00ドルとなり、有形普通株主資本利益率(ROTCE)は前年同期の15.2%から17.7%に上昇した。一方、平均収益資産に対する純金利収益の割合である純金利マージン(NIM)は、前年同期の2.68%から2.43%に低下した。この二つの事実のギャップが、今四半期の本質を物語っている。収益は手数料収入、費用規律、そして発行済み株式数の減少によって押し上げられている一方、バランスシートはマージンを希薄化させる低スプレッドのマーケッツ業務へと拡大している。
以下の数値は、特に断りのない限り、ウェルズ・ファーゴが2026年6月30日終了四半期に提出したフォーム10-Qおよび同社の2026年第2四半期決算発表(2026年7月14日)から引用している。