アジレント・テクノロジーは2026年度第2四半期(2026年2月〜4月)の業績を発表した。売上高は18億3,500万ドル(+10.0%)、営業利益は3億9,900万ドル(+33.0%)、純利益は3億3,900万ドル(+57.7%)だった。GAAP希薄化後EPSは前年同期の0.75ドルから1.20ドルへと60%上昇した。
ただし、これらの見出し数値は重要な文脈を踏まえる必要がある。コアベース(為替およびM&Aを除く)では、売上高はわずか6.3%の成長にとどまった。報告ベースの+10.0%とコアベースの+6.3%の乖離は、主に為替の追い風によるものだ。市場向け指標である非GAAP EPSは14%増の1.49ドルとなり、非GAAP営業利益率は130ベーシスポイント改善し26.4%に達した。GAAPベースの純利益58%急増は、その他収益の改善(株式投資評価損の減少)によって大きく押し上げられており、これが見出し数値の改善の約3分の1を占めている。
3月6日、アジレントは米国の臨床・研究用診断ソリューション企業であるバイオケアを9億5,000万ドルの全額現金買収すると発表した。これはライフサイエンス・診断セグメントの次なる成長の起爆剤となることが期待されている。

