ユニオン・パシフィック(UNP)2026年第2四半期:自社株買いゼロ、過去最高の営業利益、そして迫る200億ドルの支払い
ユニオン・パシフィックは2026年上半期に自社株買いを一株も実施しなかった。前年同期は1,186万株・26億8,000万ドルを買い戻していた。この一行が、貨物収入12%増という数字よりも、この四半期の本質を雄弁に物語っている。同鉄道会社はノーフォーク・サザン株主に支払う約200億ドルの現金対価に備え、意図的に現金蓄積マシンへと自らを転換しつつある――注記16には平易な言葉でこう記されている。「ノーフォーク・サザンの買収手続き完了を控え……当社は自社株買いを停止した」。案件の水面下では、業績のストーリーはヘッドラインが示すよりも複雑だ。営業収益合計は11.5%増加したものの、営業比率は悪化し、増収分の大半は顧客への燃料サーチャージ転嫁によるものだった。

