ICE 2026年度第2四半期:フリーキャッシュフローが$2.89Bに到達、自社株買い2.4倍に拡大
インターコンチネンタル取引所(ICE)は2026年上半期に28億8,600万ドルのフリーキャッシュフローを創出し、前年同期比36.4%増となった。一方、債務返済にはほぼ充当されず、返済額はゼロ——前年同期の12億5,000万ドルから一転した。その余力は12億200万ドルの自社株買い(前年同期比2.4倍)、5億9,100万ドルの配当、および8億4,300万ドルの非公開少数持分投資に振り向けられた。このキャッシュを生み出した事業の成長は第2四半期に急減速し、純収益成長率は第1四半期の20.4%から4.8%へと鈍化した。したがって今回の開示において真に問いかけるべきは、ICEがいかに成長したかではなく、成熟した高マージンのインフラ事業者がいま資金をどこに振り向けているかという点である。

