デボン・エナジー(DVN)FY2026年第2四半期:売上高74.2億ドル(前年比+73%)、純利益19.1億ドル(+108%)、調整後EPS 1.57ドル
はじめに
デボン・エナジーが2026年5月7日に完了したコテラとの249億ドル規模の全株式対等合併は、第2四半期の業績を大きく塗り替えた。売上高は74億2,000万ドルと前年同期比73.1%増、純利益は19億1,100万ドルと同108.4%増、総資産は708億9,000万ドルへと同124.4%増に拡大した。四半期の生産量は日量135万9,000MBoeと、ガイダンス上限圏で推移し、コテラの既存資産が日量48万8,000MBoe、石油産出量が日量50万3,000MBblを寄与した。
ただし、利益の急増の多くは原油価格と一時的な項目に起因する。10-Qの実現価格表によれば、第2四半期のWTI指数価格は1バレル92.47ドルと第1四半期(72.10ドル)比28%上昇し、また、フェルボ社のエクイティ持分の公正価値評価益2億100万ドルとデリバティブ公正価値評価益4億1,400万ドルが業績に含まれている。同社が独自に算出した調整後EPSは1.57ドルで、GAAP希薄化後EPSの2.03ドルを46セント下回った。上半期累計では、希薄化後EPSが2.60ドルと前年同期の2.17ドルから19.8%増にとどまった。
これらの数値と並行して、同社は2021年11月の導入以来約4年半にわたり45億ドルを実行してきた既存の50億ドル自社株買い戻しプログラムを終了し、新たに80億ドルの買い戻しを承認するとともに、四半期配当を33%引き上げ(0.24ドル→0.32ドル)、資本還元政策を全面刷新する姿勢を示した。
本分析の情報源:デボン・エナジー・コーポレーション、SEC提出フォーム10-Q(2026年6月30日終了四半期)。調整後EPS、調整後営業キャッシュフロー、調整後フリーキャッシュフロー、およびシナジー目標は同社の決算リリースおよびカンファレンスコールに基づき、その旨を明記している。
