IBM(NYSE: IBM)2026年第2四半期:増収率が1.1%に失速、z17サイクルの比較基準到来で純利益も減少
今年前半にIBMが示した成長は、今や2つのソフトウェア部門に限定されつつあり、ハードウェアサイクルは同社に逆風となっている。第2四半期の売上高は前年比1.1%増の171億6,200万ドルにとどまり、第1四半期の9.5%増(Q1は開示書類の上半期売上高330億7,900万ドルと315億1,900万ドルの差から算出)から大幅に減速した。この減速は、2025年4月8日に発表され、2025年6月18日に一般提供が開始されたz17メインフレームとの前年比較基準が重なる時期に正確に一致する。純利益は21億9,400万ドルから21億6,500万ドルに減少し、IBMが3月17日に116億ドルのConfluentの買収を完了して同四半期全体に連結したにもかかわらず、2023年以降に年率11.0%で複利成長してきた第2四半期の利益成長ラインが途切れた。一方でキャッシュは好調で、上半期の営業キャッシュフローは77億6,600万ドルと、前年同期の60億7,100万ドルから16億9,500万ドル増加した。貸借対照表ではのれんおよび無形資産が886億ドルを占める一方、自己資本は345億ドルにとどまっている。特段の記載がない限り、数値はIBMの2026年第2四半期Form 10-Qに基づく。
